大阪シーリング印刷(株)(大阪市天王寺区小橋町、松口正社長、TEL06-6762-0001)はこのほど、軟包装印刷向けデジタル印刷機「HP Indigo 20000」2台を門司工場(福岡県北九州市門司区新門司)に導入した。
粘着ラベル製造国内最大手の同社は、近年パッケージ全般の企画・デザイン提案および製造についても展開。従来の顧客だけでなく新規顧客からも「これまでより訴求力の高いパッケージとラベルをトータルで供給してもらえる」と、利便性と付加価値で好評を得ている。
同社製品の製造を担う全国11拠点のうち、門司工場には、軟包装印刷に対応すべくグラビア印刷機を導入。軟包装の製造を集中的に行い、全国の営業拠点へデリバリーしている。
同機は、最大762ミリ、厚さ10〜250マイクロメートルの原紙に対応。印刷速度は、最大毎分45メートル(生産強化モード片面印刷時)と、高速生産性を実現したロール対応のデジタル印刷機。
(2015年12月15日号掲載)