神奈川県シール印刷協同組合青年部(山下圭三部長)は7月3日、横浜市中区万代町の横浜市技能文化会館で座談会を開催。部員・準会員15人が出席した。
2班に分かれてテーブルを囲んだ参加者らは▽五輪開催で予想される変化▽変化により生じるビジネスチャンス▽好機を生かすための準備▽仕事の獲得・維持に向けて努力すべき点、などについて順番に意見を発表。挙がった発言をテーブル上の模造紙に書き込んでまとめたほか、途中でテーブルの顔ぶれを入れ替え、異なる視点からアイデアに磨きをかけた。
五輪開催による変化については「高度成長期だった前回の東京五輪ほど影響はないのでは」との声が挙がった一方「訪日客が増え、多言語表示やピクトグラムのニーズが増す」との意見も聞かれた。仕事の獲得に向けては、観光団体や商店街などをターゲットに営業するとのアイデアが出され「使用可能な文言など商標関係について勉強しておくべき」との提案もあった。
近く開催する2回目の座談会で精査を行い、同部の意見をまとめる予定。
(2015年7月15日号掲載)