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フォーム工連、「好機に率先して飛び込む」 新領域の研修を活発化

日本フォーム印刷工業連合会(櫻井醜会長)は6月8日、文京区関口のホテル椿山荘東京で「平成27年度通常総会」を開催し、役員30人全員(委任状含む)が出席した。
 
 議事では、前年度の事業報告と決算(第1号議案)、今年度の事業計画案と予算案(第2号議案)、所属企業の人事異動に伴う役員4人の補充選任(第3号議案)を、いずれも賛成多数で可決・承認。総会に続いて開いた理事会では、補充選任の役員4人を常任理事と監事に指名(第1号議案)したほか、全6委員会を担当する委員が決定(第2号議案)された。
 
 このうち総会では、業務委員会が昨年11月にヤマトグループの羽田クロノゲート(東京都大田区)を訪問、輸入品の通関やラベル貼り、デジタル機を活用したオンデマンドプリントの工程を見学したことなどが報告された。また、今年度の事業計画では、マイナンバー制度に関する説明会の開催や、海外展示会参加を通じた情報提供を予定。購買履歴などのデータから、個人に最適化された販促活動を自動的に行う「マーケティングオートメーション」関連の勉強会・セミナーも実施する。環境関連では、グリーンプリンティング認定工場の増加に向けて、特に中小企業の取得を支援する。
 
 議事終了後は同所で懇親会を開催。冒頭に櫻井会長は「ビッグデータの活用が進み、フォーム業界には今後大きな可能性が生まれる。私が目指す姿は、水中に潜む天敵のリスクを恐れず、魚を捕るために氷上の穴から率先して飛び込む『ファーストペンギン』。業界の地位向上を目指していく同志を募りたい」と呼びかけた。
 
 これに対し、中締めを務めた小谷達雄副会長は「各社がそれぞれの穴を見つけて飛び込もう。『あっちの穴がよさそうだ』などと横目を使わないように」と返答。場内を沸かせた。
 
(2015年6月15日号掲載)
 
 
 
 
 
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