ザイコンジャパン㈱(東京都文京区湯島、山部淳社長)はこのほど、社内にデジタルラベル印刷機「Xeikon3500」のデモ機を設置した。同社は昨年末、営業・サポート体制の強化を目的に本社を拡張移転。デモに加え用途提案も充実させ、運用イメージが体感できる環境を整備する。 1999年に設立し、電子写真(EP)方式のデジタル機を展開する同社がラベル向け機種を常設するのは初めて。設置されたXeikon3500は粉体の「QA—Iトナー」を採用した片面印刷タイプの5色機。ザイコンのラインアップ中最大となる516ミリ幅までの用紙に対応し、CMYKのほか、隠ぺい性の高い白トナーなどを加えた運用を提案する。最大印刷速度は毎分19・2メートル。
また、印刷ユニットの前後には最大1250ミリ径対応のアンワインダーをはじめ、シートカッターやスリッター、2軸タイプのリワインダーを接続。多様な納品形状を想定したデモが可能となっている。