九州シール印刷協同組合は5月22日、福岡市博多区の博多都ホテルで「第34回通常総会」を開催。役員改選を迎えた今回、審議の末、濱﨑順一理事長の留任が採択された。
32人(委任状含む)の出席を報告した後、議案の審議に移行。上程された全8議案は、すべて可決承認された。
この中で「平成26年度事業報告」(1号議案)では、「工場長会」設立のほか、全日シール連技術委員を招いて技術継承の講演も実施した技術研修会を報告。また「平成27年度事業計画」(3号議案)では、青年部や工場長会の支援、技術研修会の実施などを提案。なお技術研修会については会場の拡張が決定しており、見やすさと過ごしやすさを確保する配慮を採択した。
なお総会に先立ち、恒例の講演会を実施。「取り戻そう 日本の誇り 江戸しぐさ」を演題に、ゆさな塾代表の浜田安代代表が講演。18世紀後半の江戸商人のリーダーが築いた知恵と感性を知り、現代の実践哲学と行動規範に応用するアイデアや方策を学んだ。
(2015年6月1日号掲載)