ナビタスビジョンソリューション㈱(横浜市港北区岸根町、辻谷潤一社長、☎045・710・0584)はこのほど、従来機より高速使用が可能で操作が簡便なカメラ付き自動検査装置「NaviCon-Ⅲ」を発売した。「NaviCon」シリーズは、印刷後にカット加工した枚葉ラベルを自動搬送し検査できる機構が注目され、販売台数を伸ばしている。
NaviCon-Ⅲはワーク供給機構に高速フィーダーを採用。またコンベヤーも従来毎分20㍍だった最大搬送速度を一気に倍の毎分40㍍まで向上させた。高速化しながらも検査品質は落とさず、最大分解能は0・046㍉が(検査幅190㍉、4Kカラーセンサー採用の場合)と高い性能を保持している。
バキュームコンベヤーが製品の反りを修正しながら安定した搬送を実現。自動排出機能で欠点が見つかった製品は自動的に排除される。また、カウント機能で良品の数を正確に把握できる上、指定数での仕分けにも対応し、計数納品に適している。
(2015年3月1日号掲載)