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日印産連、新会長に稲木歳明氏

 (社)日本印刷産業連合会は6月11日、千代田区丸の内の東京会館で「第29回定時総会」を、全日本シール印刷協同組合連合会(小宮山光男会長)など傘下10団体の出席で開催した。総会では、役員の専任に関する議案が審議され、新会長に印刷工業会会長の稲木歳明氏(共同印刷㈱代表取締役会長)が就任した。

 稲木新会長は、総会後の懇親会で就任のあいさつを行い「日印産連は現在、いずれも早急に解決しなければならない多くの問題がある。私は、足立前会長が取り組まれていた路線を踏襲し、『グランドデザインの再構築』を念頭に置きつつ、印刷産業に山積する課題に取り組みたい。また、これまで以上に会員10団体をはじめ関連団体の皆さんとともに密接な連携を図り、活力ある連合体として一層の発展を目指して努力する」と述べた。

 なお、会長職を1期2年務めた足立直樹氏は、顧問に就任した。

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