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創風システム “クラウド版”業務支援システムを発表 サブスクリプション制導入も

 ㈱創風システム(新潟県柏崎市田中、近藤富士子社長、TEL0257-22-5777)は、従来展開してきた「シール印刷業務支援システム」のクラウド版を発表した。

 
 シール・ラベル印刷会社向けに特化した業務支援システムは、見積書や印刷仕様書の作成、売上管理、請求書発行などの効率化を支援。1996年のリリース以来、機能拡充や使い勝手の向上を重ねて現在はVer4を展開している。
 
 導入の間口を広げるため、専用アプリのインストールが不要でブラウザからアクセス可能なクラウド版の開発に着手。クラウド版ならではの特徴として、担当者は「これまでの買い切りソフトウエアと比べ、サーバーの構築をはじめとしたお客さまの負担がなくご利用いただける。法改正などに応じたアップデートが必要な場合にも、常に最新版のサービスを提供できる」と説明する。
 
 クラウド版リリースに際して、新機能も追加した。複数台のデジタルラベル印刷機による見積書発行にも新たに対応。企業ごとに異なるオプションなどカスタマイズ要望も、これまで同様に相談を受け付ける。
 
 料金形態は保守料金も含めたサブスクリプション制とし、必要な機能の追加・削除に応じて費用は増減。印刷会社ごとに最適な料金を設定可能としている。
 
〈写真〉印刷会社の業務を支援するシステムのクラウド版を開発。導入ハードルを下げるほか安全性や保守にも利点が
 
 
(2022年11月1日号掲載)

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