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サンメック 特殊加工施した環境対応型ラベルを訴求 “カールしにくい”紙製POP 作業性コストも配慮し展開

 ㈱サンメック(新潟県新潟市西区山田、高野政芳社長、☎025-234-6111)は、新製品「紙アイキャッチシール」を発表した。紙にリサイクルできる識別マークを表示可能で、従来のフィルム素材のPOPと同等の耐久性、作業性を実現している。

 
 紙アイキャッチシールはアート紙を表面基材としており、強粘再剥離の粘着剤を採用。粘着面に特殊加工を施すことで、紙素材でありながら破れづらく貼付後の時間経過によるカールも発生しにくい。また、再生PETやバイオマス素材と比較してコストを抑えられる点が特徴。
 
 将来的には表面基材にFSC認証紙を取り入れるなど、一層の環境対応も視野に入れている。
 
 開発の経緯について、担当者は「当社の売上構成比の中でPOPラベルの割合は高いため、脱プラスチックへの取り組みに対してお客さまのニーズに応える製品を開発しなければと、粘着紙メーカーと共同で開発・検証を進めた」と説明する。
 
 飲料や化粧品といった多彩な分野のPOPで採用を見込んでおり、現在、顧客の作業現場におけるラベリングの作業性などの検証を受け付けている。
 
 問い合わせは、東京支店(☎03-3837-7691)まで。
 
〈写真〉新製品「紙アイキャッチシール」(右)は時間経過によるカールが発生しづらい
 
 
(2021年4月15日号掲載)

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