ヴィープスは2月26日、東京都中央区銀座の中小企業会館で「第9回定期総会」を開催。平成26年度の事業計画案および収支予算案、活動方針などが審議された。
39人(委任状含む)が出席する中、宍戸伊助チェアマンのあいさつの後、議長に㈱フナミズ刃型製版の木原一裕社長を指名して審議を開始。上程された全5議案はすべて可決された。
3号議案「平成26年度活動方針および事業計画」では、まず毎年恒例の「工場見学」の6月実施が決定。次に10月の実施を目標として組織外へ発信を行う、初のイベント実施に関する計画が発表された。
6号議案「その他項目」では、首都圏以外の会員や欠席した会員のフォローを目的に、勉強会の動画配信を数回実施することを提案。意見交換では、近年関西を拠点とする会員企業が増えていることを受け、同地域の会員から「こちら(大阪・京都)の人間で勉強会等実施することはできないか」と諮り、協議の末、関西グループの始動を支援する旨を確認した。
設立10年目を目前に控えるヴィープスは「東北ツアー」「イベント主催」「動画配信」「関西グループ始動」と意欲的な挑戦を行うことを確認して閉会となった。
宍戸伊助チェアマン
あいさつ(要旨)
仕事や業界行事などでお会いする方々から、よく「ヴィープスは活発に活動している」という嬉しい言葉をいただく。
ヴィープスの会員は、中小規模企業の経営者が多い。ここで多くを学ぼうとする人、仲間を見つけて人脈を作ろうとする人、自社の工場運営や営業活動に生かそうと考える人。自社の努力・営業力・情報力で仕事を獲らなければならない。目的はそれぞれ異なっても、共通してそれぞれ皆「熱意」と「意欲」を持っている。この熱意が共感を生み、共感があるから活動も熱を帯びる。それが周りに伝播することで組織はより活発化するのだと私は感じている。
(ラベル新聞3月15日号)