㈱ヤンバ(東京都足立区梅田、芝原大聡社長、☎03-6806-3831)はオンデマンド出力したラベルに金・銀・ホログラムの箔加工を施す、シールの受注サービスを開始した。同サービスは、同社が運営するオンラインショップ「シール印刷プロ」で新たに提案しているもの。
3種の箔は、アート、透明PET、クラフト、和紙、黒上質など11種類の基材に対応。デザイン数や枚数、希望発送日、配送地域を決めると、ホームページ上で見積りを行い、納期が表示される仕組み。データ上4ポイントの文字や0.3ポイントの極細線でも箔を載せられるなど、箔押し版と比べてもそん色ない加工精度を特徴とする。
担当者は「2008年から開始した受注サービスだが、近年では競合他社も増えている。そのような状況で当社サービスを選んでもらうには、オンリーワンな特徴が必要と感じた。そこで問い合わせや要望の多かった箔を活用したデザインに着目。製造方法や生産体制を確立することで、短納期・低コストの箔押しシールサービスの展開に至っている」と運用の経緯を述べる。
〈写真〉金・銀の箔で高級感を演出する。右は和紙へ加工
(2020年12月1日号掲載)