㈲エイコー印刷(大分県別府市古市町、安部幸徳社長、☎0977-67-5828)の抗ウイルス・抗菌加工を施した粘着製品群「HINODERIX(ヒノデリクス)」ブランドがこのほど、大分空港内の共用部や共有設備を保護する用途として正式に採用が決定した。
ヒノデリクスは、抗ウイルスと抗菌効果の「SIAAマーク」を取得するリケンテクノス㈱のフィルムラミネート材「リケガード」を利活用した粘着製品群。抗ウイルス・抗菌効果が約10年間持続する高い衛生効果などが評価され、9月には大分銀行のATM350台のタッチパネル保護用途で採用されている(9月15日号既報)。
今回大分空港に採用されたのは、エレベーターのボタンや手すりの保護用途をはじめ、旅客が使用する貨物カートの取っ手、ラウンジ内共用設備のボタン類などの保護が目的。同空港では「安心して空港をご利用いただくため、接触感染防止への高い効果を期待して採用を決めた」という。ヒノデリクスは貼付箇所ごとにカスタマイズされた状態で納入されており、11月中旬から順次施工される見通し。
今後についてエイコー印刷は「金融機関、公共インフラに採用された実績をもとに、安心して触れられる場所を広く提供していきたい」とコメントしている。
〈写真〉帰省客で利用者が増える前に対策を講じた
(2020年11月15日号掲載)