㈱SCREEN GPジャパン(東京都江東区越中島、木谷活社長、☎03-5621-8266)はこのほど、ショールーム「ホワイトカンバスMON-AKA」にデジタルラベル印刷機「Truepress JET L350UV SAI」シリーズの「Sモデル」を設置した。
UVインクジェット(IJ)方式の同シリーズはS(スタンダード)モデルのほか、ローマイグレーションインク対応の「LMモデル」や、11月にリリースを控える価格を抑えた「Eモデル」をラインアップ。Sモデルは最大7色まで搭載可能でロール径は最大750ミリ、2000メートル巻きの基材もセットできる。印刷速度は最大60メートルとなっており、小・中ロットをボリュームゾーンと定めている。
Sモデルには蛇行修正装置やチルローラーが標準搭載されているほか、多彩なオプションも用意。ショールーム設置モデルはフルオプション搭載仕様となっており「スプライスセンサー」をはじめ、「マークセンサー」「ダブルUVランプ」「リバースフィード」などが追加されている。
担当者は「同一ジョブを5日に分けて印刷した際の検証では、色ブレがデルタE0.9以内に抑えられた」とコメント。独自の「Truepress-ink」にも言及し「臭気と盛り上がり、テカリを抑え、多様な基材に対して耐擦過性や耐光性などを備えた印刷が可能」とする。オレンジ・ブルーのIJヘッドは、導入後の後付けにも対応するなど拡張性の高さも特長。「伊CARTESのレーザーダイカッティングシステムも設置し、最終成果物も確認することができる」(担当者)としている。
〈写真〉「Truepress Jet L350UV SAI」シリーズの「Sモデル」をショールームに設置。「Eモデル」の発売も間近に
(2020年10月15日号掲載)