㈱トッパンインフォメディア(東京都港区芝浦、堀正史社長、TEL03-6367-5550)はこのほど、フェースシールドに楽しく装飾できるアイテム「フェイスシールド用デコレーションシール」を発売。小売現場をはじめ、子どもを顧客とする娯楽施設や託児所、歯医者などでの需要を見込む。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、新たな生活様式への取り組みとして、マスクやフェースシールドの着用が求められている。特にフェースシールドは透明のため、小売や医療、公共施設などで接客担当者が装着するケースが多い。このような活用状況を背景に、同社では既存のフェースシールドを楽しく装飾するアイテムとして、専用デコレーションシールの発売へと至った。
新製品は、ユーザーとの要望に応じてデザインを製作し、任意で印刷・加工を施す。その際、継続してフェースシールドを活用するニーズには、再剥離タイプの粘着剤を塗工したシールを提案。また、極小ロットの要望には、保有するデジタル印刷機で対応する。
同社では「小売や遊興施設などのシーズンイベントで活用されることを想定し、イベント終了後に剥がせる性能も付加。シールの採用で、視認性を損なうことなく装飾位置を調整できるメリットもある。コロナ禍で気持ちが沈みがちな昨今だが、当アイテムで明るく楽しく過ごすことができれば」と話している。
(2020年10月1日号掲載)