印刷の国際規格「ISO12647」シリーズにおける認証制度の一つ「G7」(認証機関・米Idealliance、ティモシー・ベックレーCEO)の資格取得プログラムが2月12日㈬〜14日㈮の3日間、学校法人日本プリンティングアカデミー(東京都文京区小石川)で開催される。
オフセット印刷のISO規格「12647︱2」においては、日本ではJapan Colorが主運用されているが、世界ではG7を採用するブランドオーナーが増えている。今回の資格認証トレーニングもその影響を受けたもので、日本で開催されるのは初めて。
講師には、コンサルタントで、G7エキスパートトレーナー&インストラクターのロン・エリス氏を米国から迎え、3日間とも日本語による逐次通訳により講習と実技が行われる。
初日はIdeallianceやG7の概念および認証取得によるメリットなどが説明されたのち、キャリブレーションの果たす役割を学ぶ。2〜3日目は実技をメーンに行い、カラーマネジメント、プリプレスワークフロー、オフセット印刷機によるデモなどを経て、資格取得者の果たす役割等の質疑応答を行い理解を深める。
3日のプログラムを終了したのちオンラインテストを実施し、正解9割を越えると「G7エキスパート」(自社以外のコンサルタント可)、8割以上で「G7プロフェッショナル」(コンサルタント不可。G7スキルを社内活用可)の資格が取得できる。
同プログラムには、日米のブランドオーナーや印刷会社のほか、アジア各国からの参加が予定。会員以外の参加も可能で、受講料はG7エキスパート3000US㌦(約32万円・認証料金含む)、G7プロフェッショナル2500US㌦(約27万円)となっている。
詳細は、IdeallianceのHPで。