トーインは1月31日、平成26年3月期第3四半期決算短信(連結)を発表した。
それによると、同社グループの同期第3四半期連結累計期間の業績は、売上高8,225百万円、営業利益125百万円、経常利益135百万円、四半期純利益75百万円となった(前年まで非連結決算)。
セグメント別の状況は次のとおり。
【包装資材事業】
個人消費は緩やかな回復傾向にあったが、食品分野の売り上げは前年並みにとどまった。化粧品分野の売り上げは、既存客先の販促活動の減少が続き、低調な結果となった。その結果、包装資材事業の売上高は6,928百万円となった。
【精密塗工事業】
前期より好調に推移していたタブレット端末・モバイル情報端末向け部材の需要が、第3四半期において大手需要先の生産調整の影響を受け鈍化したことにより、売上高は928百万円となった。
【その他事業】
野田事業所における受託包装、販促品の商品販売ともに需要が減少し、売上高は368百万円となった。
なお、同期第1四半期連結累計期間からTOIN THAILANDの重要性が増したため、連結範囲に含めている。
同グループでは、同期連結業績予想を売上高110億円、営業利益1億40百万円、経常利益1億50百万円と予想している。