リコーは4月、テキストや画像、QRコード、バーコードなどが印字可能なハンディータイプのモノクロインクジェットプリンタ「RICOH Handy Printer」を発売する。
同機は、段ボールや水引のついたのし紙など、従来のプリンタでは通しづらかった基材へ印字ができるもの。
使い方は、重量約300グラムで持ち運びが容易なコードレス型の本体を、印刷面に対して水平にスライドさせる。本体にはテキストやQRコードなどを真っすぐに印字しやすいローラーと縦・横・斜めのあらゆる方向へ動かせ、画像の印字に適したスライダーを搭載。
また、印字するテキストやQRコードは、専用アプリケーションで作成した後、本体とUSB接続する、もしくは「Blutooth」でデータを転送させる。
同社は、封筒に記載する住所や商品タグなど小売業、製造業といった多くの現場で採用を見込んでいる。
充電式の本体サイズは46(W)×121(D)×81 (H)ミリで、価格はオープン。
詳細は同製品専用ページ(https://www.ricoh.co.jp/printer/handy-printer)まで。
(2019年4月15日号掲載)