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積水化学工業、屋外の使用に特化した養生テープ販売 実証実験で耐熱・対候性を訴求

積水化学工業機能テープ事業部は、道路舗装用など屋外での使用に特化した養生テープ「フィットライトテープ強粘着No.736 マンゴー」を販売している。

同テープは基材に特殊なPET系クロスを採用したことに加え、独自開発のアクリル系粘着剤を使用しており、熱に強く破れにくい点が特徴。また、コンクリートや化粧ブロックといった粗面への追従性が高いという。同社はこれらの特徴を明確にするため検証を行い、その結果を動画などで紹介している。
検証では、150度以上のアスファルト合材をテープに乗せたり、バーナーであぶったりして熱による収縮や溶解の度合いが既存の養生テープよりも低いことを実証。また荷重140キロの台車でテープの上を2往復させた実験では、破れないことを示している。
担当者は「当社の養生テープを扱う現場でヒアリングすると〝屋外でも内装用のテープを代用している〟〝テープを複数枚重ねて貼らないと熱で破けてしまう〟という意見が挙がり、開発のヒントになった」と話す。
さらに、マンゴー色という独特なテープの色について、建設現場のユーザーは「養生テープの色は緑や水色が多い中、マンゴー色が目立ち高所の作業で注意喚起になる」と評価している。
テープのサイズは50ミリ×25メートル巻など4種で販売。
詳細は同商品特設サイト(http://www.sekisui-ms.co.jp/mango/)まで。
 
(2019年2月1日号掲載)

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