トーインは1月22日、ベトナム・ビンズオン省に昨年5月に着工した同社現地法人「TOIN VIETNAM(トーインベトナム)」の工場が完成し、1月20日に引き渡しを受けた、と発表した。
同社は2008年8月、海外の営業拠点としてタイにトーインタイランドを設立しており、トーインベトナムは海外2社目の子会社となる。
トーインベトナムは、ホーチミン市北に位置するビンズオン省のミーフック3工業団地にあり、昨年2月に東南アジア地域における事業展開強化と拡大を目的に、同社初の海外生産工場を擁する現地法人として設立された。これにより、同社の生産体制は、千葉県の柏工場(第1~第3工場)とベトナム工場の2拠点での展開となる。
同工場の敷地面積は2万平方㍍で、延べ床面積は約8500平方㍍。当面の事業内容は、主に日系企業に供給する化粧品および医薬品向け高級パッケージの製造販売をメーンにする予定で、社員約20名で操業を開始する。
なお、ベトナム工場の本稼働開始は、3月を予定している。
(ラベル新聞2月1日号掲載)