旭化成はこのほど、すべての液状・板状感光性樹脂版を対象に価格改定を行うと発表した。
旭化成は1970年に感光性樹脂版「APR」を発表。以降、国内外の印刷市場にフレキソ版を供給している。
約10年振りに価格改定を実施する主因について、同社は「原材料費と物流費の高騰」と説明。「これまでコスト削減のための自助努力を行ったが、その範囲を超える状況であり、安定供給を維持するために価格改定をお願いせざるを得ないと判断した」(同)という。
上げ幅は15%、実施は11月20日(火)出荷分からを目指すとしている。
(2018年11月1日号掲載)