(株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA・京都市上京区、馬場恒夫社長、TEL075-414-7111)は、デジタルラベル印刷の最適化を支援するソフトウエア「Label Automation Suite」を「IGAS2018」で参考展示した。
同ソフトは独OneVision Softwareが展開しているもので、経営情報システム(MIS)と連携し、ワークフローの自動化・効率化を実現。出力機として、SCREEN GAのデジタルラベル印刷機「Truepress Jet L350UV」シリーズを想定しており、デザインの修正やデータ処理などのプリプレス、印刷、生産計画、品質管理などを最適化する。
ソフトは、「Access」「Pro」の2つのバージョンをそろえる。「プリフライトチェック」「カットラインの自動修正」「PDFファイル直接編集」などは共通だが、後者は「ファイル結合」「バーコード検出」「EPS・PSの画像形式に対応」といった機能を備えている。
担当者は「デジタルラベル印刷機の生産性を最大限に高めるには、ワークフロー全体をMISと連携させて最適化する必要がある。Label Automation Suiteは、ブラウザ上の簡易操作によって、多品種小ロットの雑多なジョブでも一括管理することができる」と特長を話す。
(2018年8月15日号掲載)