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全日シール連、マイスター制度創設へ 工場認定に次ぐ施策 個人技能を評価

全日本シール印刷協同組合連合会(田中祐会長)は5月30日、東京都台東区の上野精養軒で「第59回通常総会」を開催。今期事業計画の一つに「ラベルマイスター制度(仮称)」の創設が上程され、審議の末これを採択した。

全日シール連は16年5月、▽優秀な技術者の輩出と同技術を用い製作した製品の普及推進▽差別化とステータスの確立、などを趣旨とした「技術優良工場認定制度」の運用を開始。今回のラベルマイスター制度は「技術優良工場の〝個人版〟」と位置づける。
▽優秀技術者の育成▽ラベルの印刷・加工に従事するオペレーター固有の技能評価、といった目的に加え制度を創設する背景について関係者は、開発途上国の外国人を日本で受け入れ技能を移転する「外国人技能実習制度」の存在を指摘。
技能実習に該当する職種について、現在「印刷職種」ではオフセット印刷のみが対象。全日シール連は将来的にシール・ラベル印刷にも対象を拡大したい構えで、その際伝授する技能を体系化し習得レベルを公的に評価できる、技能検定制度の有効性を評価した。
今期は具体的に詳細を詰め、次年度の創設を狙う。
 
 
(2018年6月1日号掲載)

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