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キソ化成産業、情報保護に示温インキ応用 「セキュアラベル」 社員証など保護

キソ化成産業(株)(大阪府東大阪市川俣、中島啓社長)はこのほど、示温インキの特徴を情報漏えい防止に応用したフィルムラベル製品「セキュアラベル」の販売を開始した。

セキュリティー製品として同社はこれまで、複写す
ると真っ黒に出力されコピーを防ぐ金属製シート「KSKシークレットペーパー」を販売。ほかにもオフィスや家庭のプリンタでICカードを少量生産できるキットなど、自社のフィルム基材に機能性を付加した独自のラインアップを持つ。
新製品は、これらICカードや社員証の個人情報保護を目的としたもの。
示温インキを採用したモザイク状の柄は、人肌で温まることで一時的に消える。透過することで、被着面が表出して文字情報やIDが確認でき、数秒後には温度が下がることで再びモザイク柄で覆う構造だ。
担当者は「オフィス街の昼休みなど、社員証を下げたまま外出する姿を見かける。ICカードの登録データは当然スキャンできないが、会社名に氏名、社員IDといった情報は露出した状態。セキュアラベルはこれらを覆うことができ、入館時はカードを指に触れ温めるだけでIDチェックが可能だ」と説明する。
セキュアラベルの提供形態は、PET強粘着のA4サイズ。想定価格は2センチ四方で20円弱。モザイク柄のほか、単色のベタで加工したものや会社のロゴや任意の文字といったオーダーにも対応する。
詳細は東京オフィス(TEL03-6206-3355)。
 
(2018年3月15日号掲載)

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