(株)丸伸製作所(京都市山科区西野山射庭ノ上町、森幸夫社長、TEL075-583-5115)はこのほど、レーザーダイカッターのラインアップを拡充。コンパクトで低価格を実現した新モデル「LabelExpress」が加わった。
同社はゼンマイ刃をはじめ各種抜き型を製造する傍ら、次世代の抜き加工技術であるレーザーダイカッターの企画と開発にもいち早く着手。2012年に「MDC-LASER-05A」を開発した後、14年にはロール・シート双方に対応した「同06A」を提供して、これまでに複数台納めている。
LabelExpressは、ロール・ツー・ロール型ながら1350(W)×1070(D)×1185(H)ミリと1.5メートル以内に収まる小型機。06Aの約半分のサイズにあたり、場所を選ばず設置することができる。最大紙幅は380ミリ、給紙最大径は300φ。
またチラー不要な空冷方式のCO2レーザーは20Wで、100Vの家庭用電源で運用可能。カッティングサイズは最大350×500ミリで、50ミリ角の正方形の場合は6個を約6秒でハーフカットできる。
このほかハーフカット以外に全抜きも行えるなど、同社は今後サイズ・価格・機能とも優れる有能な後加工機として提供していく。
(2017年5月1日号掲載)