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岩田レーベル、2月の「Pharmapack Europe」に出展

 ㈱岩田レーベル(愛知県一宮市三ツ井、岩田真人社長)は2月12日(水)、13日(木)の2日間、フランス・パリで開催される「Pharmapack(ファーマパック) Europe」に出展する。

 同展は、ヘルスケア産業向けに、最新の医薬品包装と物流技術などが一堂に集まる展示会で、パリ中心地にあるパリエキスポ・ホール5を会場に開催。欧州市場でのネットワーク構築が可能な同展には、世界各国から320社が出展。昨年は全来場者の約4割が世界70カ国からとなった。初日には、技術シンポジウムやコンファレンスが開催されるほか、革新的なパッケージを集めたギャラリー展示、「ファーマパックヨーロッパアワード2014」などが展開される。

 岩田レーベルは、「バイアルプロテクトパックⅠ」「同Ⅱ」などを出品する。同製品は、薬品向けバイアル(ガラス製小びん)の破損を防止するために、同社開発の『シュリンクタック』ラベル1枚で、底や容器全体をプラスチック製のプロテクターで覆うという機能製品。これにより、万が一バイアルを落としてしまった際にも、内容物が飛散することがない。シュリンクタックラベルは、バイアルとプロテクターの一体化機能と内容表示機能の双方を有し、これまでにない利便性を発揮する。

 同Ⅰ は、バイアル底にプロテクターを、また、同Ⅱは、バイアル容器を樹脂コップに入れ、それぞれシュリンクタックで被プロテクターを覆い、バイアルと一体化。同Ⅰは、プロテクター装着とシュリンタックのラベリングを一台のラベラーで行えるほか、同Ⅱは、バイアルを容器に入れた後、同社既存のシュリンクタックラベラーで貼付が可能となっている。このほかにも、フィルムの遮光機能による製剤保護や、ラベルの一部を切り取り、吸い上げた注射器に貼付するなど、ユーザーニーズに応じた細かいカスタマイズにも対応する。

 同社は、同展に出展し、欧州のヘルスケア産業分野に向け、高付加価値粘着製品の数々をアピールする予定。

 同展には、このほかにも、欧州のラベル印刷会社、ラベル関連資機材メーカーなど多数が出展する。

 

 

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