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トッパンTDKレーベル、ロボットラベラー開発 アームで多面貼り対応

(株)トッパンTDKレーベル(東京都港区芝浦、畑田善隆社長、TEL03-6367-5550)はこのほど、容器などの被着対象物をカメラで個体識別し、プリンタで出力されたラベルをロボットアームで複数の指定位置に貼り付ける「多面貼りロボットラベラー」を開発した。

新機種は「異なるサイズ・形状の容器に異なる内容のラベルを貼付する」といったコンセプトで開発された。プロトタイプ機の構造としては、5台のCCDカメラで容器に付与されたコード情報を読み取ることで個体識別し、あらかじめインプットされていた情報にもとづきプリンタでラベルをオンデマンド発行。ロボットアームでラベルをエアー吸着し、容器の底面以外の指定された位置へ移動して貼付する。
アーム先端にはCCDカメラが搭載されており、貼付位置のズレをはじめ、ラベルの表示内容や文字欠け・カスレなどを一括検査。不良品は自動排出されるため、生産ラインを停止することなく、品質の安定化と作業の効率化を実現する。
 
(2017年2月15日号掲載)

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