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コムネット、レーザーの”2大課題”克服 小型レーザー加工機LabelExpress デジタル機普及後押し

コムネット(株)(神戸市中央区港島南町、五十嵐晃治社長、TEL078-304-7760)はこのほど、デジタル印刷後の抜き加工に適したロール・ツー・ロール型のレーザー加工機「LabelExpress」を発売した。1.5メートル四方に収まるコンパクトな同機は、カッティング痕「ホワイトエッジ」と「イニシャルコスト」といったレーザー加工機にまつわる課題を克服。後加工プロセスの課題を解決した同機の登場で、デジタル機の普及を後押ししそうだ。

コムネットは印刷包装用途のほかノベルティー用途や産業用途と、エントリー機からハイエンド機までさまざまなレーザー加工機を供給している。
このうち、セイレーザー(イタリア)のラベル印刷向け機種として、フラッグシップ機「LABEL MASTER」を販売。デジタル印刷後の抜き加工用途として国内市場で複数の導入実績を持つ。このほか、抜き加工や罫押し加工もできる包装向けモデル「PAPER ONE」や軟包装向けの「PACK MASTER」などを提供する。
今回発売するLabelExpressは、台湾GCC製の最新モデル。同機最大の特徴は「ホワイトエッジの克服」「イニシャルコスト抑制」といった、レーザーダイカッターに期待されていた課題を同時に克服している点だ。
印刷向けレーザー加工機に用いるレーザーの直径は、200マイクロメートル以上が一般的。またヘッド部から放射状に照射されるため、基材に対して斜めに入光する。こうした要因から、ベタ部分をカッティングするとラベル外周に白いフチのような照射痕を残していた。
LabelExpressは、基材に対してレーザーが常に垂直に照射される新機構を採用。加えてレーザー径が50マイクロメートルと従来の4分の1となる極小タイプとしたことで、ホワイトエッジの発生の抑制に成功した。この新機構は、フィルム基材の仕上がりの向上にも奏功している。
筐体サイズは1350(W)×1070(D)×1185(H)と、ロール・ツー・ロールのレーザー加工機ではこれまでにないコンパクトな設計。空冷方式のCO2レーザーの採用で別途チラーを設置する必要がないほか、20Wの低出力なので100Vの電源で運用できる。
加工にはCCD読み取りによる見当合わせを実施。マーク読み取り速度が大幅に高速化されており、加工に要する時間を減らせる。通紙幅は最大400ミリ、加工幅は最大381ミリで、加工速度は最大2メートル形状により異なる)。イラストレーターのデータを利用でき容易な操作を実現した同機は、ハーフカット・全抜きの組み合わせ加工も可能。
本体価格は700万円(税別・設置費別)。
 
(2017年1月15日号掲載)

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