(株)寺岡精工(東京都大田区、片山隆社長、TEL03-6894-2020)は7月上旬、2色を同時に印字するライナーレスサーマルラベルプリンタ「acamo(アカモ)GP-1500」を発売する。
小売り店舗などでは、商品の訴求効果が高いサーマルラベルの要望があった。しかし、従来のラベルは黒のみの印字がほとんどで、赤など2色以上で表示したい場合、別工程でプレプリントする必要があった。
新機種は、サーマル基材に赤と黒の発色層を形成したライナーレスラベル専用のプリンタ。加熱温度の違いによってラベルの発色が異なるため、1回の出力で2色を印字できる。ラベルの表示内で、消費者に訴えたい箇所を赤で表現することにより、従来のサーマルラベルと比較して、格段に訴求効果をアップする。
また、フリーラベル作成ソフトや7インチタッチパネルモニターを採用。簡単にラベルのデザインや図案変更などを容易に行える。
(2016年7月1日号掲載)