(株)デジタルイメージングコーポレーション(D.I.C・東京都中野区弥生町、設楽誠一社長、TEL03-6276-4842)は今夏、最大350ミリ幅のシートラベルをカットできる小型プロッタ「DD Cutter」の販売を開始する。
給紙装置・カッティングプロッタ・排紙トレイで構成する同機は、67×70センチ(トレイ分除く)と卓上に設置可能なコンパクトさが特徴。真空吸着移動アームがストックしたメディアをピックアップし、プロッタ部まで自動搬送。シートの片側2箇所に設けたアイマークを読み取った後にカットを行う。A4サイズに名刺大のラベルを12面付けした場合、精度±0.2ミリ・40〜50秒でハーフカットを施す。
ラベル以外に350グラム/平方メートルまでのカートボード紙の全抜きにも対応。プリンタと組み合わせることでラベルから各種チケット、紙器のサンプル製作まで容易に行える。
価格は専用ソフト込みで120万円を予定。
(2016年6月15日号掲載)