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日本理化製紙、両面テープ貼付機PR 部分粘着ラベルの需要も

日本理化製紙(株)(営業本部・東京都中央区日本橋小伝馬町、TEL03-3668-2103)では現在、両面テープ自動貼付機「フリーテーパー」の新需要開拓を推進。POPラベルの部分粘着などにも応用できる可能性があるため、積極的な提案を行っている。

同社は、紙やフィルムの加工・販売事業、ならびにテープの自動貼付機や自動封かん機の販売事業などに携わっている。中でも、両面粘着テープ対応の自動貼付機「フリーテーパー」は、30年以上にわたって販売展開しており、同社製システムの〝スタンダード機〟といった位置付けにある。
これまでの需要先としては、封筒の口貼りや写真台紙の四隅止めなどが大半を占めていたが、近年は、通販・宅配市場の拡大にともない、同分野でのメールバックなどにおいても採用が進む傾向にある。さらに、ポスターやカレンダーなどの裏面への加工にも活用されている。
主な仕様について、テーブルに乗るコンパクト設計の標準モデル「1000N2」は、最小貼付長が6センチまたは8.5センチ(300メートル巻設定)、最大貼付長が150センチ。容易な操作で、テープ貼り始めの位置と長さを決定。貼付対象物を台にセットするだけで、直線貼りを可能にする。
同システムは、小ロットPOPラベルなどの部分粘着にも活用できる。フィルム基材に印刷・抜き加工などを施した後、部分粘着箇所に両面テープを貼付することで、粘着力抑制のための「のり面印刷」工程が不要。結果として、作業の簡略化と製造コスト削減が実現可能となる。
 
(2016年6月15日号掲載)

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