木曜日, 11月 7, 2024
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総合商研、DurstのUVIJPなど導入

 商業印刷やプリントハウスなどを展開する総合商研は11月1 日、札幌本社工場にサイン・ディスプレイ用高精細印刷設備を導入した、と発表した。
 今回、導入されたのは、CRUSE社(ドイツ)製の高精細リアルスキャナ 「CRUSE ST220」、 ダースト(オーストリア)製の高解像度 UV インクジェットプリンタ (IJP)「Durst Rho P10 200」 、エスコ(ベルギー)製のハイエンドマルチカッティングマシン 「Kongsburg iXN24」。 
  高精細リアルスキャナは、最大原稿サイズ 1200mm×1800mm、解像度 300dpi (最大 600dpi)、有効画素数 14000×22000pixelの仕様で、絵画・古文書・書籍などの複写、建材・繊維・石材のテクスチャーデータ作成、商品などの立体感のある高精細近接撮影が可能。 
  UVIJPは、印刷機の中でも優れた 1000dpi の出力解像度を有し、最大印字巾 2m、ロールメディアと板材へ直接印刷できるハイブリッドタイプ。さらに、環境に配慮した非 VOC の UV インクを使用しており、インクの接着性が高く、建材などの工業製品にも使用可能。
 ハイエンドマルチカッティングマシンは、作業エリア 1680mm×3200mm と大型製作物に対応できるスペースを有し、多彩な加工ツールによる幅広い材料の加工が可能。紙・PET などのパッケージ製作、段ボール・リボードなどの紙製什器製作、シール・ラベルなどの精密カット、硬質で厚みのあるアクリルなどのカットができる。 
  同社では、これらの設備について工場見学にも対応している。
 
 なお、同社は近年、パッケージ・ラベル印刷やインストアプロモーションといった新たな販促媒体を取り入れ、事業領域を拡充している。
 
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