キーエンスはこのほど、ラベルを含む包装技術を解説するウェブサイト「包装技術入門」(http://www.keyence.co.jp/marking/special/inkjet/packing/)を開設した。
同サイトは、広範な包装技術の基礎から最新動向までを学べる場として開設。レーザーやインクジェットによるマーキング装置、センサーを使った検査装置など、関連する同社製品の資料も入手できる。
サイトは現在「包装機械」「容器の種類」「ラベルの種類」「トピックス」の4章で構成。ラベルの種類別では▽粘着▽シュリンク▽グルー▽ラップラウンドの各種を採り上げている。
このうち粘着ラベルの記述では、レタープレス中心の印刷方式や主要な表面基材などを概説。用途によって粘着力を選べることや、ライナーレスラベルの増加傾向にも触れている。
さらに、少量・多品種商品への情報表示にラベルが適することや、デジタルラベル印刷による多種商品展開の事例、物流・流通の現場で多用される可変情報ラベルなども紹介している。
サイトの担当者は「食品工場で生産管理担当となった新入社員などの閲覧を想定しており、今後さらに内容を充実させていく」と話している。
(2016年4月15日号掲載)