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「drupa2016」5月31日からドイツで 記者発表会で最新情報明らかに

「drupa2016」を主催するメッセデュッセルドルフ(本社・ドイツ)は2月29日〜3月2日の3日間、ドイツ・デュッセルドルフで「インターナショナルメディアコンファレンス」を開催。5月31日(火)〜6月10日(金)の11日間にわたり開催される同展の概要や見所などが発表された。また、同コンファレンスでは、主な出展者から今展で発表される製品概要についても紹介されるなど、約2カ月半後に迫った同展の新情報などが明らかにされた。

4年に1回開催(次回から3年に1回)されている世界最大の印刷機材展「drupa」。今年のタグライン(テーマ)は「Touch the Future(タッチ・ザ・フューチャー)」で、各種機材とシステムのトレンドが明かにされる。
同イベントでは主催者から、「ラベルを含むパッケージ印刷にも焦点が当てられる」ことが発表。特に採用量の多い食品分野や、高付価値が求められる化粧品分野のラベル・パッケージにおいて、ユーザーと印刷会社双方に利益をもたらす新素材や印刷技術のほか、現在の市場トレンドまで、同印刷についての最新情報が多くの出展者から紹介される、と明らかにされた。
同展はこれまで、印刷産業の将来展望を明らかにする展示会として発展。すでにネットワーク化されたプロセスチェーンにより「Industry 4.0」の開拓者となっている。また、デジタル印刷で個別化とパーソナル化を可能にする「Print 4.0」は、印刷会社が採用する機材やシステムの高機能ネットワークによりエンド・ツー・エンドのデジタルワークフローを実現。これらが、店頭で消費者に高い訴求力をもたらす高品質パッケージの製造にも寄与している。なお、デジタル印刷とワークフローや3D印刷なども網羅される。
主な開催概要は次のとおり。
会期 5月31日(火)〜6月10日(金)
会場 ドイツ・デュッセルドルフ トレードフェアグランズ(全17ホール)
出展社数 52カ国・1844社
主な出展内容 ▽プリプレス▽印刷▽資材▽ポストプレス▽コンバーティング▽包装▽将来技術▽装置
主な併催行事 ▽drupaイノベーションパーク(ホール7)▽タッチポイント包装印刷(ホール12)

 
(2016年3月15日号掲載)

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