トーインは10月31日、「平成26年3月期 第2四半期決算短信」を発表した。それによると同期売上高は56億9,200万円、営業利益は2億700万円となった。
事業別の動向は次のとおり。
①包装資材事業
個人消費の回復傾向の中、食品分野の売上は堅調に推移した一方で、主に化粧品分野の売上は受注回復傾向にあるものの、既存客先の販促活動減少などの影響を受け、低調な結果となった。その結果、包装資材事業の売上高は4,741百万円となった。
②精密塗工事業
前期に引き続き、タブレット端末・モバイル情報端末向け部材の需要が好調に推移し、売上高は711百万円となった。
③その他事業
野田事業所における受託包装、販促品の商品販売ともに需要が減少し、売上高は239百万円となった。
なお、特定子会社の異動には該当していないが、第1四半期連結累計期間より、TOIN (THAILAND) CO.,LTD.は重要性が増したため、連結の範囲に含めている。
通期売上高についてはは118億円、営業利益は3億3,000万円を予想している。