名古屋市は(株)ワイヤ・アンド・ワイヤレスと中部テレコミュニケーション(株)と連携し、公衆無線LAN事業「NAGOYA Free Wi-Fi」の整備を進めており、11月から名古屋市営地下鉄の駅にもエリアを拡大した。同サービスを利用可能な場所に告知用ステッカーを貼付して、訪日外国人などの観光客の利便性向上を狙う。
同ステッカーは、金地に名古屋城と「NAGOYA Free Wi-Fi」と印字された目を引くデザイン。〝無線LAN環境を整備したのに気づかれない〟といった事態をなくすため、しゃちほこをほうふつとさせる金色のステッカーを作成。一目で利用可能なエリアであることが分かると好評を博す。
なごや観光ルートバス「メーグル」や商業施設などが対象エリアで、今回、名古屋市営地下鉄の85駅が追加された。SNSのアカウントやメールで認証を行い、一度の接続で30分間、1日に無料で何度も利用できる。対応言語は、日・英・中(簡・繁)・韓・タイの6言語。
(2015年12月1日号掲載)