東芝テックはこのほど、ライナーレスラベルに対応した計量ラベルプリンタ「H-6000-LC」シリーズを発売した。
同社ではこれまで、あらかじめミシン目加工を施したライナーレス対応のラベルプリンタを発売していたが、新製品では、ラベル長を変更する「フリーレングス機能」と「オート・カット機能」を搭載した。
H-6000-LCは、ライナーレスラベルのみを出力するシングルプリンタタイプの「S-R」と、1台でライナーレスラベルと従来の剥離紙付きラベルの双方を出力するツインプリンタタイプの「T-R」をラインアップ。
なお、新機種には、ユニバーサルデザインに基づくフォント(UDフォント)を採用。ラベルに印字される文字や数字などが判別しやすくなっている。使用ラベルのサイズは幅40ミリと60ミリ、長さ32〜150ミリ、印字スピードは最大毎秒150ミリ。
同社では、食品スーパーや量販店向けに販売展開。年間600台の販売を目標にしている。新製品の問い合わせは、量販ソリューション商品部(TEL03-6830-9294)まで。
(2015年9月15日号掲載)