土曜日, 12月 7, 2024
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全日シール連、技術セミナーなど事業計画に 組合員減少への歯止めに期待

 全日本シール印刷協同組合連合会は5月28日、東京都台東区の上野精養軒で「第56回通常総会」を、9協組理事長全員の出席で開催。新会長に田中浩一氏(東京都正札シール印刷協同組合理事長)を選出した(6月1日号既報)。
 総会では、小宮山光男議長のもと①平成26年度事業報告ならびに決算関係書類承認②平成27年度事業計画、収支予算ならびに経費の賦課および徴収③同借入金残高最高限度額④同役員報酬決定⑤定款の一部変更⑥任期満了に伴う役員選任、の5議案を審議し、いずれも承認・可決した。  課題とされる会員数の増減に関しては、平成26年度末段階で30社減の583社(会友含む)となり、依然として厳しい状況が続く。  なお、承認された事業計画では、技術・特許事業として、オンデマンドセミナーや技術伝承セミナーなどの開催をはじめ、経営・環境事業および広報事業で、メーリングリストの開設と情報提供に努めることで、組合員減少に歯止めをかける方針としている総会後の懇親会で、田中新会長は「全国9協組の組合員・会友ならびに協賛会の皆さんとともに、知恵を出し合い、有益な活動を推進することで、業界発展に貢献したい」とあいさつ。また、来賓として出席した全日本シール印刷協賛会の大内昭彦会長が「田中新会長をはじめ多くの新役員が誕生されたことを心からお祝いする。組合発展にご尽力されることを期待したい」と述べ、声高らかに乾杯の発声を行い、場内は懇親へと移った。
 
 
 
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