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マルウ接着、人気の和紙風粘着紙 ラインアップを拡充

マルウ接着(愛媛県四国中央市下柏町、横尾誠二社長、☎0896・24・3291)はこのほど、和紙の風合いを醸し出す印刷用粘着紙の「和紙フィルム」シリーズと「和紙うすがみ」シリーズのラインアップをそれぞれ拡充した。和紙フィルムシリーズは、和紙風のフィルムを表面基材に採用。同社が行った熱湯殺菌耐久テストによると、一般和紙基材では基材の耐久力が低下し、容器と基材の間に空間が生じるケースが生じたのに対し、同シリーズの製品は、いずれも優れた貼付性を確認できたとしている。同シリーズのラインアップは▽ハイティアユポ溶剤強粘GS▽ユポ雲竜溶剤強粘GS▽溶剤強粘GS▽耐水コットン溶剤強粘GS、以上の4種類。このうち、ハイティアユポは合成紙の表面に不織布を、ユポ雲龍は表面に雲竜和紙をそれぞれ密着させたもの。なお、耐水コットンに限り、フィルムではなく耐水紙を採用している。 同社では、耐水性に優れた機能により、日本酒や焼酎といった日本産酒類用の表ラベルをはじめ、冷蔵用ラベルや容器に貼付したまま熱湯殺菌する食品ラベルなど、日本をイメージする商品ラベルとしての需要を見込む。一方、和紙うすがみシリーズはこれまで、ファンシーシールなどにも採用実績があり、いずれも高い評価を得ている製品。同社では、さらなる拡販を目的に▽水溶強粘キセパ▽RtーK白セパ、の2種類を新たに上市。同製品はいずれも表面基材が薄く、容器への追従性が高いため、従来の粘着紙では貼付が難しいとされる曲面や角面への対応が容易となっている。  なお販売ロットは幅フリーで、長さは100、200、400メートル。

ラベル新聞 6月15日号掲載

 
 
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