東京都正札シール印刷協同組合青年部(城篤史部長)は4月13日、台東区池之端の東天紅上野店で「第39回通常総会」を開催した。
同部部員のほか、ラベル・神奈川両青年部からのオブザーバーも迎えて約20人が参加した総会では、城部長を議長に選出。議事の冒頭、前年度中に2社・2名が新規加入したことにより合計12社・12名となったことが報告された。
議案審議では、前年度の事業報告書および収支決算書、監査意見書(第1、2、3号議案)を承認。新年度の事業計画案および収支予算案(第4、5号議案)についても賛成多数で可決した。
また、会則で定められた卒部の年齢である45歳に達した部員2名については、新年度も引き続き「特別会員」として活動に加わることが報告され、賛成多数で承認された。
可決された事業計画によると、新年度は前年度と同様、月1回の定例会を基本とした活動を予定。部員全員が活動経験を積むことを重視し、例会各回の企画および運営を部員全員が持ち回りで担当する取り組みを続ける。
さらに、印刷産業青年連絡協議会(印青連)が主催する行事への参加や家族会を通じた交流の拡大を図るほか、部員が所属する各社の事業拡大も視野に入れ、印刷関連以外の展示会へ出展することも目指すとした。
総会終了後に同所で開かれた懇親会の席上で、城部長は「今年1月に開かれた印青連のイベント『印刷実験室』では、これまで考えつかなかったような印刷に挑戦し、得られた発見は普段の仕事を楽しくしてくれた」と前年度の活動を総括。「今年度も関東3青年部の連携を大切にしながら新しいことに挑戦し、活動を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。
(2015年5月1日号掲載)