㈳日本包装技術協会(JPI、尾﨑元規会長)など包装界10団体による「2015年合同新年会」が1月7日、千代田区丸の内の東京会館で開催。730人が出席した。
新年会では冒頭、尾﨑会長が登壇し、「包装産業では今、近未来を見据えた次世代包装の開発に向けた新しい挑戦が始まっている。すなわち、環境保全の面では、官民一体となって取り組んでいる3R(リデュース、リユース、リサイクル)の強化等による高度な環境調和型包装の開発が、また高齢化社会への対応といった面では、適正表示の強化やアクセシブルデザインの促進など、社会ニーズに対応する進化した包装の開発や改善である。さらに、食品の安全・安心への関心が高くなっている現状にあって、食の信頼に対する包装技術のさらなる高度化への取り組みは、食品のロスや廃棄の低減とともに、包装産業における今後の大きな挑戦だと思っている」と、包装業界を取り巻くビジネス環境について言及した。