ブラザー販売㈱(名古屋市瑞穂区苗代町、三島勉社長、☎052-824-3311)はこのほど、感熱・熱転写方式兼用の卓上ラベルプリンタ「TJ-4T」シリーズの新製品を発表。コンパクト設計や一部機種のRFID対応などを実現している。
新製品はエントリーモデル「TJ-4021TN」のほか、「同4121TN」やRFID対応の「同4121TNR」といった3機種を展開。TJ-4Tシリーズのハイエンドモデル「同4420TN」などと比較し、より小さな仕様となっている。
機種によってスペックは異なるが、TJ-4121TNは解像度300dpi、印字速度は最大で毎分10.62m。印字幅は最大105.7mmまで、本体サイズは248(W)×436(D)×274(H)mmとなっている。全機種共通で、外径8インチのロールや450m巻きのインクリボンを搭載できる。「TJ-4Tのハイエンドモデルよりも体積を約35%削減した」(同社)としながらも、同等の堅牢性を維持。製造や物流現場での活用を見込んでいる。
〈写真〉感熱・熱転写方式兼用の卓上ラベルプリンタ「TJ-4T」の新製品3種を一挙発表した
(2022年9月1日号掲載)