合同会社 Robobloq JAPAN(東京都中央区日本橋、田中大介社長、☎03-6822-7266)はこのほど、シールを活用したプログラミング学習教材「Qレール(Coding Express)」の取り扱いを開始。幼児向けの教育用玩具として注目されている。
Qレールは自走式の電車型玩具と走行を制御するカラーシール、木製レールを組み合わせた商品。シールには1枚ずつピンクや青、黄色などの色に加え、「ひだりにまがる」「はやく」「すこしとまる」「きゅうきゅうしゃのサイレン」といった文言が印刷されている。
レールへシールを貼り、その上を電車が走行する際に本体の下部に搭載されたセンサーが色を読み取ることで、文言通りの動作を行うといった仕組み。Qレールは一部の他社製の木製レールにもつなげられる仕様となっている。レールの拡張と複数のシールの組み合わせによって、複雑な命令も可能となる。
対象年齢は3~6歳の幼児で、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Art(芸術)・Mathematics(数学)など各教科の学習を実社会の課題解決に生かしていくための教科横断的な教育を指す「STEAM教育」に有用とする。「子どもが楽しく学習できるよう、世界中で人気の電車をモチーフにした」(同社)とし、シールを貼って電車の走行や音を制御する体験型学習の機会を提供している。
〈写真〉「Qレール(Coding Express)」
(2021年9月1日号掲載)