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テクノウエイブ、抜き加工で効率化図る 独SPILKER製品の供給を開始

 テクノウエイブ㈱(東京都港区新橋、大塚信男社長、☎03-6432-0120)は、抜き圧の測定と微調整が可能なソリューションを提供している。
 
 提供しているのは、独SPILKER製のアンビルロール「MicroGap」と測定器「PowerCheck」。テクノウエイブは、両製品をセット・単体のそれぞれで展開し、抜き加工技術の平準化や作業の効率化に向けてラベル業界を支援していく。
 
 このうちMicroGapは、刃型の先端とアンビルロールとの間に生じる隙間(ギャップ)を0.5μmごと調節できるもの。ロールの端部に備え付けられているつまみを回すことでロールが上下に可動し、刃型の基材へ入り込む深さを微調整する。またギャップ値については、つまみ部のアナログメーターを確認しながら操作が可能。
 
 MicroGapと合わせて提供するPowerCheckは、加工機の両端上部へ取り付けるもの。測定器2個セットの販売となり、加工機の左右の抜き圧を個別で調節できる。「製品のリピートオーダーの際には、測定器の数値に従えば、最適な抜き圧を再現でき、作業の効率化につながる」(担当者)としている。
 
〈写真〉MicroGap はアンビルロールに備えるつまみを操作して刃型の先端とロールとの間のギャップ(隙間)を微調整する
 
(2021年6月15日号掲載)
 
 
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