イスラエルのランダはこのほど、水性顔料のインクジェットデジタル印刷機「LANDA S10」の初号機を出荷した。導入先は、4月に発表された通り、同国でラベルやカートン製造を手がけているGraphica Bezalel。
同機にはランダ独自開発のナノインクとナノグラフィー技術が盛り込まれており、高度な均一性を持つドット、広い色域が特長となっている。基材に対してプレコートや印刷後の乾燥が不要で、高い生産性も実現している。
同社は今後、米Imagine!と独Edelmannに向けても出荷を開始する見通しだ。
(2017年8月15日号掲載)