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コカ・コーラシステム、“キン冷え”ラベルで視認 示温インキをPETに採用

コカ・コーラシステムはこのほど、2017年「コカ・コーラ」サマーキャンペーンの開始にともない、PETボトルラベルに示温インキを採用した「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」コールドサインボトルを期間限定で発売。同ラベルは、冷やすと氷のイラストが浮き上がり、〝キンキン〟に冷えたことが一目でわかるというもの。 

同社はこれまで缶に示温インキを使用したことはあるが、PETボトルラベルでは初めての試み。「コカ・コーラ」サマーキャンペーンのキーメッセージである〝アツい夏こそ、キン冷えコーク!〟を象徴したコールドサインボトルは夏に炭酸飲料を飲みたくなる人に向けて、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」の特別な美味しさを新たな手法で訴求するのが狙いだ。
PETボトルのほか、北海道や北東北3県限定で350ミリリットル缶を発売。缶を冷やすと示温インキが反応し、QRコードがスマートフォンで読み取れるようになると、特設サイトにアクセスできる。各地域の気温と「コカ・コーラ」の美味しい飲み方を、動画で伝える仕組み。
担当者は「『コカ・コーラ』は、130年以上前に誕生してから変わらぬ味で消費者に親しまれてきたブランド。ラベルの変化で〝楽しさ〟や〝驚き〟を届けることがコンセプトだ」と話す。今回のキャンペーンについて「『コールドサインボトル』は、1年ほど前からスタートした企画。温度の設定や示温インキの変化、ラベルのデザインなど、100種以上のサンプル試作を重ねて完成した」(担当者)という。
同キャンペーンは、テレビコマーシャルやイベントでも、コールドサインボトルをPRしている。
 
(2017年7月1日号掲載)

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