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ゼロックスとデータレーズ、LIMで協業契約締結

米ゼロックス・コーポレーションはこのほど、サトーホールディングスの100%子会社である英データレーズと、インクを必要としないインラインデジタルプリンティング技術「Variprint」に対応するレーザーイメージングモジュール(LIM)に関して、印字ソリューションのための協業契約を締結した。

データレーズのVariprintは、感熱顔料を含むコーティング剤をパッケージやラベルなどの基材表面に塗工し、レーザー光線を照射することによって、インクを必要とせずサーマル印字を行う技術。
ゼロックスが新たに設計・構築したLIMは、従来のインクジェット方式によるデジタル印字よりも高解像度かつ高速で印字できる。グレースケール画像を最高1200dpiまでの実効解像度で実現するため、鮮明な画像印字が可能。さらに、最大毎秒1メートルといった高速印字により、大ロットの情報表示に適する。
協業契約について、ゼロックスのパッケージングプログラムマネージャーであるアーナンド・パーササラシ氏は「当社の新レーザーとデータレーズの技術を組み合わせることで、印字言語の変更や原材料表示の最終段階での内容変更などといったプロセスに新たな対応力をもたらす」とコメントしている。
 
(2017年4月15日号掲載)

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