ミマキエンジニアリングは7月27日、東京都品川区西五反田のTOCビルに新設されたJPデモセンターで開所式を催した。
冒頭、池田明会長が同社の沿革について触れ「今年で42期目を迎える当社は、カッティングにプリンタ技術を合わせサイングラフィックス市場に参入し、その後、インダストリアルプロダクツ、テキスタイル&アパレル市場へ拡大。新しさを提供する開発型企業として展開してきた。今後も、チャレンジ精神を忘れずに取り組んでいく」とあいさつ。
また、池田和明社長は直近の業績と近況報告を行い「昨年度の売上高は、478億4千万円。将来的に1000億円企業を目指し、IoTと3D技術を新たに投入して、既存の3市場の売り上げをそれぞれ2、3倍に伸ばす」と展望を語った。
同デモセンターの展示機種は、「UJV55-320」や「JFX500-2131」、「TS500P-3200」などの大型インクジェットプリンタをはじめ、カッティングプロッタ「Kongsberg」の最新機種、昇華転写機「Monti855」といった後加工機。本社に開設したTAラボセンター、IPラボセンターと連携し、各種テストや検証作業など、より専門的なアプローチでユーザーの要望に応え、最適なサービスを提供する体制を整える。
(2016年9月1日号掲載)