(社)日本自動認識システム協会(JAISA・伊沢太郎会長)は5月25日、東京都港区高輪の品川プリンスホテルで総会を開催。102社の代表が参加(委任状含む)し、前年度の事業報告と決算を承認したほか、今年度の事業計画案と予算案を可決した。
総会後は同所で「創立30周年記念祝賀会」を開催。会員企業などから約200人が出席した。席上で伊沢会長は「JAISAの前身『エーアイエム ジャパン』が1986年8月に14社で発足以来、諸先輩方、会員各社、関係団体による尽力で自動認識業界は大きく成長。会員数も110社まで増えた」と謝辞を述べた。伊沢会長はその上で「自動認識はloTやビッグデータなど時代のキーワードに直結する技術。これから当協会が次の30年を迎えるころ、人間の能力を人工知能が追い越す未知の事態が生じるとされるが、道なき道を切り開いてきたベンチャー魂で、常に時代の先端を走っていきたい」と抱負を述べた。
経済産業省製造産業局産業機械課の佐脇紀代志課長による祝辞の後、役員らが鏡開きを行って節目を祝福。歓談に移った会場では歴代会長や長期加盟企業の代表者に表彰状などが贈られたほか、協会の歴史をまとめた動画も上映された。
(2016年6月1日号掲載)