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神奈川協組、“販売増”見込む一年に 「痴漢防止シール」に手応え

神奈川県シール印刷協同組合(早川正彦理事長)は5月21日、横浜市神奈川区金港町のザ クラシカ ベイリゾートで「第29回通常総会」を開催した。

17人(委任状含む)が出席した総会では、昨年度の事業報告(1号議案)として早川理事長が、同協組の「痴漢抑止シール」について言及。地元の神奈川県警から県を超えて埼玉鉄道警察隊に運用が拡大し、前年度は38万円の売り上げを計上したことを報告した。「多少だが挽回を図ることができた。またテレビなどのメディアにも取り上げられたことで社会に同シールがより浸透し、今後さらなる販売増が見込める一年となった」と振り返った。
これら全3議案はすべて可決承認され閉会した。
引き続き同所で協賛会らを交えて催された懇親会では冒頭、早川理事長が一同に総会の閉会を報告。続くあいさつで熊本地震について触れた。
「前震が発生した4月14日の翌日には、機械メーカーなど協賛会員がいち早く現地入りしたため、16日の本震に遭ったと聞く。大変な思いをされたことと思うが、同時にこれほど強い〝輪〟を持つ団体なのだと再認識して、胸が熱くなる思いだ」と述べた。
来賓の祝辞に次いで、佐々木龍二顧問が登壇。
「来年の総会は30回目となる。会場を見渡すと、29年前にいたのは私と恩田博さんくらい。末席を汚し自由に意見を言わせてもらった私も理事長を経験させてもらい、今は顧問。業界の市場規模も組合員の数も縮小した。時代は変わった」
「昔と変わった、悪い悪いと言ったところで、やらなければならない課題は目の前に沢山ある。会社も組合も同じ。見定めながらどの方向に進むのか。がんばってもらいたい」とエールを送り乾杯を発声した。
歓談中は青年部の山下圭三部長が登場。熊本地震で被災した組合員を支援する、JS主導の復興支援ステッカーを紹介した。
 
(2016年6月1日号掲載)

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