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新コスモス電機、「XH-981G」 VOC検知で労働環境保全

工業用や家庭用ガス、火災警報器メーカーの新コスモス電機(株)(大阪市淀川区三津屋中、重盛徹志社長、TEL06-6308-3112)はこのほど、VOCを検知する初の警報器「XH-981G」を開発した。

同警報器は、(社)日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)との共同開発品。検知と警告の両機構が一体型の構造で、熱線型半導体式センサーでVOCを検知する。設定した気中濃度の数値を超えると、ランプの鳴動と音声メッセージで警告。保護具の装着を促して作業者の安全を守ると同時に、洗浄剤使用量の抑制、換気の履行といった作業環境の見直しと改善をうながすことができる。
昨年9月に開催された「IGAS2015」で試作モデルが初めて披露されて以降、オフセット印刷会社数社で運用を検証。フィールドテストのフィードバックを経て、今回正式に発売を開始した。
オフセット枚葉機に対して同社が推奨するXH-981Gの有効な設置箇所は、印刷物を排出するデリバリー部、インキつぼに近い機械上部、印刷機間のスペースなど。なお警報器の有効期限は2年とし、交換期限が近づくとランプの点滅で知らせる。
価格は1台4万8000円(税別)。
 
(2016年4月15日号掲載)
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